白内障体験記 では白内障になった方からの体験談を紹介します。
今回の体験記はG県にお住まいの金森チエ(仮名)さんが実際に体験した白内障の症状です。
白内障の初期症状
こんにちは。私は金森チエ。昭和22年生まれの今年で69歳の年を迎えました。
私が白内障になり始めたのは…確か10年くらい前の59歳の頃だったと思う。
右目の端に少しもやっとしたものが見え始めて…。特に不便もなかったけど、あの時の私は楽観的で病院に行くことなく、過ごしていた。

そもそも私は病気をしたこともほとんど無くて、周りにも元気だねと言われるほどだったんだよね。
病院なんてもう何十年も行ってなかったし、自分は元気だから病気しねぇって思ってた。
まぁ白内障にかかってから病院で診てもらう大切さを知って最近は定期検診を受けるようになったんだけど、
年取るってホント嫌だよ…って改めて感じたわ。
話を戻すとね。もやもやしたものが見えるようになったんだけどもとりあえずはそのままで過ごしててそしたら、
だんだん右目で夜の該当とか光っている物を見ると眩しくて眩しくてたまらなくなったんだよ…。
白内障の中期症状を体験してからの手術
だんだん見えなくなってくる右目に不安を覚えながら鏡をふと見たら、薄く白い濁りのようなものが見えて、
あ!これが近所の爺さんがなってた白内障か!って初めて自覚した。
それからは自分が見えなくなってきたことを息子に報告して、どうしようか相談したら、手術をしないと治らない。って言われて、手術は本当に怖いし嫌だけど、今手術しないと失明するって息子に言われてようやく決心がつき病院に行った。
それから白内障手術の予約を取って水晶体にレンズを入れる手術をして右目の濁りが完全に取れて驚いた。
ただ、手術後雑菌が少しでも入ると失明してしまうと注意されたので、しばらくは専用のゴーグルをつけて生活したのが面倒で仕方なかった。
価格も保険適用なので割安で受けられて満足していたけど、手術をしていた目が数か月後急に見えづらくなった。
手術の失敗。クララスティルとの出会い
医者に聞いた話だと、私の目は眼内炎を起こしていて、細菌が薬で死なない強いものだそう。
手術してから半年後に判明したけど痒みや痛みも少しある状態で辛かった。
抗生物質などを投与してもらい、痒みや痛みは軽減したけど、前よりも少し物が見えやすくなった気がする程度で手術後のあの見え方は帰ってこなかった。
現在、左目も少しかすんで見えていたけど、息子に手術は嫌だと伝えた結果、
片目の手術が上手くいかなかったのを知ってか、かなり白内障の治療について調査してくれたみたい。
海外では目薬の白内障治療が進んでいると判明。
今では定期的にクララスティルという白内障治療の目薬が到着して、右目の不便を感じながらもなんとか日常生活をおくれている状態にある。
効果?はあんまり効いてるか効いてないかわからないし、自己判断しなくちゃならないみたいだから、問い合わせてみたんだけど、目薬をつける事によって、完全に濁りが取れる人もいれば、全然取れない人もいるみたい。
私の場合もう1年半続けてるんだけど、もやっとした感じはまだ残るんだけれども、進行はしてないように感じられるよ。今のところ生活できないレベルじゃないし、手術はもう嫌だから続けてる。
もう歳だし、息子には沢山迷惑かけてるから、生活の不便はなるべくないようにしたいしね。
情報提供者:金森チエ(仮名)様
=====管理人から====
白内障治療と失敗。そして目薬の治療をしているという事で、投稿して頂いた記事をそのまま利用させて頂きました(一部文字修正を含む)。
皆様により良い治療法を伝えられれば幸いです。