水晶体の濁る場所や症状によって分かれる3タイプの白内障

水晶体の濁る場所や症状によって分かれる3タイプの白内障

水晶体がにごる白内障。ここでは水晶体のにごる場所によって異なる白内障の症状を見ていきましょう。

 白濁する場所別に表れる主な症状

水晶体がにごる部分によって現れる症状を知ることは、白内障を理解する上で重要です。水晶体がにごる場所によって「皮質白内障」「核性白内障」「後嚢下白内障」の3タイプに分けられます。

「皮質白内障」は、水晶体の周辺の皮質部分からにごり、「まぶしい」と感じるのが特徴です。「核性白内障」は、水晶体の核が硬くなってにごると同時に、水晶体も色が付きます。症状として、暗いところで見えにくくなり、一時的に近くが見えるようになることもあります。

 そして「後嚢下白内障」は、水晶体のうしろの皮膚からにごりが生じるタイプ。視力が急激に低下するため、早めの治療が必要になります。

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皮膚白内障

加齢による白内障でよく見られるタイプ。水晶体の皮質部からだんだんにごりが進行していきます。光を通す中心部ににごりが生じない限りは、自覚症状はあまりありませんが、にごりがさらに進行すると、視力の低下が起こります

 

図5

 

核性白内障

水晶体の中央の核がにごるタイプです。水晶体が硬くなるのと同時に、水晶体も白濁します。一時的に近くが見えるようになっても、やがて目がかすむようになります。そのため「暗いところで見えにくい」「いつもかけているメガネが合わなくなった」「色の見え方に変化が生じる」といった症状が現れるのです

 

図4

 

後嚢下白内障

水晶体の後嚢と接した部分にすりガラス状のにごりが生じるタイプ。この部分は光の通り道のため、急激な視力低下や「目がかすむ」「まぶしい」といった症状が現れます。例えば、暗いところから明るい場所が見えにくくなるといったことが挙げられます

 

図6

 

 まとめ

 

これまでにも白内障の種類についてはお伝えさせて頂いておりましたが、今回はその特性について詳しくご紹介させて頂きました。

症状にも差があることながら、濁り方によっても大きな違いがございます。

 

 

 

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