白内障手術における合併症を更に詳しくご紹介 part1

白内障手術における合併症を更に詳しくご紹介 part1

前回の記事(こんなにもある白内障手術の危険性を知りましょう)

で、白内障手術における、合併症について記載させて頂きましたが、

今回は更に詳しいご説明をさせて頂きます。

ドライアイ

白内障の手術後に目が乾いて傷になってしまうことです。

特に白内障術後の目薬でさらに、それが促進されることがあります。

ごろごろとした、異物感があり手術後しばらくして、おちついても違和感として残る方もいます。

その場合はドライアイの目薬を使う、涙点プラグといって涙の通り道をふさぐような治療をすることもあります。

ドライアイが起こりうることを知っておき、術後の異物感があった場合はそれを見てもらうことが大切です。

 

後発白内障

人工のレンズを入れた袋が汚れてくる状態を言います。

若い人の方がおこりやすいです。

起こった場合はレーザー光線で状がよくなることも多いですが、一方でレーザー光線100%安全ではありません。

 

結膜弛緩

白目も皮膚と一緒にしわがでてきます。年齢が出てくるのですが、手術操作でしわによる異物感が強くなります。

ドライアイも一緒におこることがあり異物感がでます。

前房出血

目の前の部分(前房)というところに出血がおこることです。

血液をサラサラにする薬を飲んでいる人や虹彩切開をした人におこりやすいです。

少量であればしばらく待っていれば消えていきます。大量にある場合は再手術をして、目の前を洗う必要があります。

そのような処置を行うともちろん手術ですのでそれによる危険もあります。

駆逐性出血

手術中などに特に起こるのですが、目の奥から激しい出血を引き起こすことです。

その場合は手術の途中でも傷が閉じて終わることがあります。

出血を止まるのを待つのが大切です。ここで無理をすると失明してしまうこともある怖い状態ですので、無理をしない事が大切です。

眼圧異常

炎症が強い場合に手術後の眼圧が上がります。

眼圧の正常は10~20ですが、これが激しく上がると頭痛がし、吐き気がすることがあります。

特に手術当日におこることが多く、激しい頭痛や吐き気がしたら手術を受けた病院に連絡しましょう

点滴や処置をすれば落ち着きます。

角膜内皮障害

黒目(角膜)は何層かでてきています。その一番奥の層を角膜内皮細胞といいます。この細胞年齢とともに減っていくのですが、手術によって必ず減ります。

これがとっても減ってしまうと、黒目が白くなってしまい将来的に視力がさがります。

手術前の角膜内皮細胞が少ないといわれた人は要注意です。

 

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