白内障にならないための体調管理

白内障にならないための体調管理

眼科医をしていると、「がん治療を始めたら白内障が進んできた」

「入院治療をしたころから見にくくなってきた」という方が 多いです。

体と目が関係あるの? と思う かもしれませんが、関係します.

体調の不良により白内障が進んでしまったということです。

体調がわるくなると目ももちろんわるくなります。

目は体の一部だからです。

 

白内障にならないための体調管理

 

 

○体重の管理

自分ではどうしようもない病気のこともあるでしょう。

そういうときは病気と付き合いながら少しでも体を整えるように調整していきましょう。

一方で自分でもいろいろ対応できることがあります。

血圧や体重管理などに気をつけましょう。 

実は体重と白内障も大きな関わりがあります。

体重が10年で24キロ以上増加した人は1.3~1.5倍くらい白内障になりやすいといわれています。

このように体重が増えてしまうのはよくありません。

とはいえやせすぎもよくないのです。

体重の指標 としてBMIという数字があります。

この数字が30寄りや16寄りだと白内障になりやすいと言われています。

いいところに体重をもっていけるように意識しましょう。

 

2715167ad107982190de65bc144102f5_t

 

 

○ほかの病気や薬との関係

目の病気にはいろいろあります。

特に目に炎症を起こす病気などの場合はその炎症をとっておかないと白内障がどんどん進んでしまいます。

ぶどう膜炎という病気がその一つです。

けれども炎症だけのときはさほど見にくくないので、ついつい眼科へ行かなくなってしまいます。

そうすると年齢が若くても白内障になってしまいます。

糖尿病の場合もそうです。

例えば糖尿病だと1.6~2.3倍の確率で白内障になるといわれています。

飲み薬を飲んでいるような痛風の人だと2.3倍といわれています。

体の病気は確実に目に関連してくるのです。

20代、30代の人でも、血糖値がわるければ白内障になって手術が必要となってしま います。

皮膚科で目の周りにステロイドを使っている、内科などでステロイドの飲み薬を使っている場合も要注意です。

ステロイドという薬は白内障の原因となります。

糖尿病があったり、ステロイドを眼科でないところからもらっている場合は眼科で定期的に診てもらう必要がありますが、

内科の先生や皮膚科の先生などがついついそれを忘れてしまうことがあります。

はたまた内科や皮膚科の先生は言ったつもりになっていて、あなたにうまく伝わっていないこともあるのです。

「あれ? 私は糖尿病なのに眼科に行けと言われないな」という場合は相談してみてください。

きっと言い忘れてしまっていることが多いと思います。

 

a368590b6daa7191bcb095997dbaf7f5_t

 

 

○目の使い方・守り方

普段の目の使い方にも注意が必要です。

ぜひ白内障をよくする目の使い方を覚えましょう。

近くでものを見る作業が多くなると近視が進み白内障にもよくないです。

まずは近くでものを見るのを避けるようにしましょう。

本も雑誌もできるかぎり30㎝以上は離して見るようにすることが大切です。

近くでものを見すぎてしまうと近視が進行します。

軽い近視でも白内障の確率は1.6倍程度になるといわれています。

強い近視だと12倍ともいわれています。

それだけ近視と 白内障は密接にかかわっているのです。

特に最近はスマートフォンなども出てきていて、ついつい手元で見すぎてしまうことがあります。

本に比べてスマートフォンは近づけやすいということもわかっています。

あまり近づけて物を見ないように気をつけるだけで、近視にもなりにくいですし 目も疲れにくい。

 

gf01a201503301700

 

そして白内障にもなりにくいのです。

特に目の周りのケガは白内障になりやすいです。

バドミントンのシャトルが当たった。誰かに殴られた。 作業中に工具が当たった。庭の木をさしてしまった。

ということで急激に白内障になってしまうこともあります。

そしてケガによる白内障の場合は、手術をしなければいけなくなった場合でも手術が難しくなってしまいます。

ケガで白内障になってしまうときに注意しておきた いことがあります。

ケガというとボクシングなどのスポーツを思い浮かべると思います。

けれども、むしろ作業をしていて目に物をぶつけたという方が多いのです。

日曜大工をしていて板をぶつけた。山登りをしていて枝にぶつかってしまった。

普段とは違うちょっとしたときに目に物をぶつけてしまうのです。

そんなときに防護をしていれば目のケガを防ぐことができます。

また、草刈りや日曜大工などで目にゴミなどが入りそうなときは防護メガネをして目を守ってあげるようにしましょう。

 

049026

 

まとめ

 

目は体の一部です。

目の周りの傷はもちろん影響するし、病気も影響してきます。

体は一つでつながっているのです。

また、目は人生を楽しむうえで重要な存在です。

美しい景色を見たり、大切な人の顔を見たり、好きな映画を観たり。

人生を長く楽しむためにも、目は内側からも外側からも守ってあげましょう。

 

a2af966a3d93af70b84aa2d69af8e87c_t

 

 

業界最安値!1本2125円のクララスティルはコチラ!

 

 

関連記事