他の病気などで起こる白内障

他の病気などで起こる白内障

 

白内障は、加齢だけでなく、他の病気によって引き起こされることもあります。

別の病気を持たれていることで、症状が異なったり、治療する際に気をつけなければいけないことも出てきます。

ここで他の病気などで起こる白内障を紹介していきたいと思います。

 

 

他の病気などで起こる白内障

糖尿病

 

糖尿病の人は白内障の進行が速い

糖尿病は、血液に含まれる糖の濃度が高くなることで、神経、腎臓、 目など、全身に合併症を引き起こす病気です。

血液の粘性が高くなり 流れが悪くなることで、毛細血管がつまってしまいます。

そうすると、目のなかでダメージを受けるのは、無数の毛細血管が集まっている網膜(目のフィルム)です。血液が流れなくなることで、網膜の組織は酸素不足の状態になり、腫れてしまって機能を落としたり、出血を起こしたりします (糖尿病網膜症)。

また、糖尿病がある方は、他の同年代の人にくらべて白内障の進行が早くなります。ソルビトールという特殊な糖が水晶体のなかに蓄積し 浸透圧が変わることで、白内障が進行するといわれているのです。

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アトピー性白内障

 

アトピーによって起こる後囊下白内障は、進行が非常に早いことが特徴です。

加齢による白内障は数年単位で進行しますが、アトピー性のものは数カ月で一気に悪くなり、しかも水晶体のまわりの部分の皮質が溶けて、真っ白になるまで進行してしまうのです。        

アトピー性皮膚炎の人は、白内障だけでなく、網膜剝離を合併することもあります。

網膜剥離を放置すれば、確実に失明してしまいます。アトピーによる白内障は、 進行してしまう前に急いで治療し、 眼底に問題がある場合は、 そちらも治療をしなければいけません。

また、瞼の皮膚炎がひどくなると、かゆくてこすったり、叩いたりする方がおられます。そうすることで水晶体を目のなかで吊っているチン小帯が切れ、水晶体が脱臼してしまうことも起こります。

 

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放射線障害による白内障

福島第一原発の事故以来、放射線の健康障害について関心が高まっていますが、目に関していえば、白内障が問題となります。多量の放射線 を短時間に浴びた場合、数カ月という短期間で水晶体は真っ白に濁り、視力を失います。 一方、微量の放射線に長期間にわたり被曝した場合には、「※後囊下白内障」が少しずつ進行するのです。

 実際、がんに対する放射線治療や、白血病に対する骨髄移植の際、多量の放射線照射を受けた患者さんには放射線白内障が起こります。通常は眼球に直接放射線が当たらないようにして白内障を予防しますが、病果が目のすぐ近くの副鼻腔にあった場合など、どうしても眼球の被曝が避けられないケースもあります。

直接眼球に照射を受けた場合は数カ月で真っ白に濁り、視力をほぼ失ってしまいますが、少量の線量で長期間治療を受けた場合は、後囊下白内障がゆっくり進行していきます。 治療は通常と同じように行いますが、放射線によって角膜の幹細胞が障害されていると、手術の後、角膜の表面を覆う上皮細胞の修復が遅れゴロゴロしたり、視力が完全に回復するまでに多少時間がかかる方もいますが、治療を行えばちゃんと治りますので心配はいりません。

 

※後嚢下白内障

症状は初期のうちからあらわれる、進行の早い白内障。水晶体の、ちょうど光の通り道である中央部分にスリガラス状の濁りが生じる。

 

 

 

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不自由を感じたらそのときに治療を

いつ白内障の治療をすればいいのか迷われたり、なんとなく先延ばしにする方は多くいらっしゃいます。

白内障は適切な時期に治療を行えば、その後の人生をそれだけいい状態の目で過ごすことができます。

日常生活において不自由があると不安になり、それを自覚することも難しいことであると思いますが、自分の身体と向き合い治療することで、不安を解消して頂きたいと思います。

 

 

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