犬の白内障の症状

犬の白内障は、人間の白内障と同じく、眼の水晶体が白く濁ってくる病気です。そして、次第に視力が低下してき、最終的には全く眼が見えなくなってしまいます。犬が視力を失う最大の原因は白内障です。

犬の白内障には、非加齢性のものと加齢性のものがあります。8~10歳以上になると老齢性白内障にかかる犬が増えてきます。

そして犬の白内障は、水晶体の混濁程度によって、初発→未熟→成熟→過熟というステージに分けられます。

初発期

犬の白内障は、初発期では、黒目のふちの部分から白濁が見られます。ただ、この段階のワンちゃんには、行動に変化は認められません。また、ワンちゃんは言葉を話せません。ですから、白内障の初発期で飼い主さんが気がついてあげることが、治療のためには大事です。

 

moro_img_1861_tp_vただ、犬の白内障が初発期の段階でも、以前は点眼薬で進行を抑えることしかできませんでした。でも最近「非加水分解カルシノン」という水晶体の濁りに有用な物質を定期的に点眼する方法が、人間だけでなく犬にも効果があると認められました。お値段は、効果があがるとされる1カ月分で12,800円です。インターネットを通じて手に入れることができます。

未熟期

犬の白内障が未熟期に入ると、初発期と比べて白濁の範囲が2倍ほどに拡大します。またこの時期のワンちゃんには、まぶしそうに目を細めたり、涙が多く流れるなどの症状が現れます。 

pp_wanko-thumb-autox1600-12594犬の白内障は、未熟期の段階で手術を行えば、視力を回復させることができます。でも手術には全身麻酔が必要です。これは、白内障を発症していることの多い老犬にとって体への負担が大きいです。また、犬の白内障の手術が可能な施設と獣医も少数です。さらに、手術には約30万円もかかります。その上、犬は人間と比べて手術後に炎症反応を起こしやすいので、それを抑えるために点眼と投薬が必要となります。これらの理由のため犬の白内障手術は一般的な治療法とはなっていません。

成熟期

犬の白内障が成熟期に入ると、水晶体はいっそう白濁します。また、結膜炎のように白目が赤くなります。そして、視力もどんどん低下していきます。

このため、行動の変化も大きくなります。例えば、壁や柱にぶつかるようになったり、ちょっとした物音にも敏感に反応するようになります。また、歩いてつまづくことを怖がり、散歩に行きたがらなくこともあります。

 

pak85_obieruwanko1313_tp_v

成熟期

犬の白内障が過熟期に入ると、水晶体の内容物が完全に漏れ出し、眼の構造が壊れてしまいます。こうなると眼が見えなくなりますし、犬にとっては痛みも伴います。また視力が失われますから、飼い主と目が合わなくなったり、表情が乏しくなることもあります。

a1320_000180_m

そして、犬の白内障が過熟期に入ると、手術が必要となります。ただ、この手術は視力回復のために行われるのではありません。漏れ出した水晶体タンパク質が眼の中で強い炎症を起こして、緑内障や網膜剥離の原因になるからです。

愛犬の白内障の治療ならドッグクララスティルへ

関連記事

  • 犬の白内障とは犬の白内障とは 犬を飼っている方ならば少なからずご存知かと思いますが、人の白内障と同じ症状が犬にも起きる場合があり […]
  • 犬の白内障の種類犬の白内障の種類 人間と同じように、ワンちゃんも白内障になります。 そして、その種類は多岐にわたっているのです。 […]
  • 犬の白内障の原因犬の白内障の原因 犬の白内障の原因 […]