白内障手術のデメリットとリスク

白内障手術のデメリットとリスク

白内障の手術は21世紀に入り技術が大幅に向上しており、成功率は約95%。日帰りでの手術も可能となっています。とは言え、メスを入れる外科手術ですからそこはまだまだ100%安心とはいかないのも事実です。では、どんなデメリットが存在するのでしょうか?

あれ、焦点が…

白濁した水晶体を超音波を使って吸引し、代わりに人工の眼内レンズを埋め込むのが白内障の手術です。所要時間は長くて30分程度。その後数日間眼帯で目を保護します。

手術によってある程度の視力の回復も期待できますが、元の水晶体のように厚みを調節できませんので焦点を合わせることができなくなります。
多焦点眼内レンズというある程度焦点を調整できるレンズもあるにはあるのですが、保険対象外ですので片目で50万円は覚悟することになります。

ですから手術後にどの辺り(例えば手元や遠くなど)を見やすくするかを医師と相談して最適な度数のレンズを選んでから手術に臨むことが肝心です。

 白内障手術のデメリットとリスク

 

主にこんなリスクが待っています。

まず手術直後は炎症を起こすことが多いです。一時的に眼圧が高くなったり角膜がむくんだり。処方された薬を飲んでも痛みが引かないこともありますが、およそ1週間で炎症は治まります。

またごく稀にですが、感染症を引き起こすケースもあります。早く入院して抗生剤を投与し創部を洗浄しないと最悪失明に至ります。

挿入するレンズの度数は患者さんの生活状況や問診による事前の予測度数が設定されています。ただ、予測度数と実際の装着感とのズレが大きいと再手術の必要が出てきます。

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おい、俺の後嚢!…がキバれなかったら?

眼内レンズは挿入後『後嚢(こうのう)』という組織を土台にするのですが、この後嚢の内部が術後に濁ることがあります。これを『後発白内障』と呼びますが、この場合レーザーで後嚢に切れ目を入れることで視力を回復させます。

この他にも、白内障の進行具合や後嚢の機能低下により眼内レンズの挿入が困難な場合がある他、何らかの原因で後嚢が術中や術後に破損することもあります。
そうなると、眼内レンズを直接後嚢に縫い付ける手術に切り替える必要が出てきます。ただ非常に複雑な手術になるので自己負担額が高い上に術後炎症や感染の危険も高くなるのが厄介。

いずれのリスクにせよきちんとした対処法がありますので、失明の危険は極めて少ないですから安心して手術を受けることを勧められるのが我々としても救いではあります。

 

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