白内障の手術とは

手術のメリット・デメリット

白内障の手術の様子

手術の様子

医学的には、白内障の治療は手術によって白濁した水晶体を人工レンズに交換するしかないと言われています。

そうは言っても、目の手術を受ける事を決意するのは非常に勇気のいる事です。出来るなら別の手段で何とかしたいと考えるのは普通の事です。

 白内障の手術を受けても、目がちゃんと元通りになるわけではありません。水晶体を人工レンズに変える事で、日常生活には様々な不都合が発生します。それを理解して承知した上で手術を受ける事が必要になってきます。

 人工レンズは水晶体のように厚みを変える事が出来ないので、ある一点にピントを合わせる事になります。手術前にその焦点距離を何cmにするのかを綿密に考える必要があります。基本的にはレンズによって設定された距離以外はメガネが必要となってきます。

 

手術を受けた後の生活

手術後の様子

手術後の目の疲労の様子

ちなみに、普段パソコン作業や編み物など手元を見る時間が長い人が焦点距離1mのレンズを入れてしまうと、生活の大半をメガネをかけて過ごす事になります。逆に、長距離トラックやタクシーの運転手さんなどの場合、焦点距離が短すぎると運転中にメガネが手放せなくなります。

 

手術の後、白濁していた水晶体が透明なレンズに変わるのでしばらくの間は光が異常に眩しく感じます。白内障が進行していればいるほど眩しさも強くなり、室内でもサングラスが必要な人がいるほどです。結果、眼精疲労が原因での頭痛が起こる場合もあります。慣れる事で解決しますが、慣れるのに半年以上かかる方もいます。

 

光が眩しく感じる事と矛盾しているようですが、夜間に見えにくさを訴える方も意外と多いです。元々は水晶体が周囲の明るさによって使う視神経を調整していたのですが、その機能がなくなるため夜間の暗さに適応出来ずに、見えにくく感じます。

 

ちなみに上記に挙げた例は代表的な例で、他にも様々な違和感を訴える方もいるようです。水晶体を交換する事で、視界が全く元通りになるという期待をしてはいけません。やはり、以前とは若干の違いがあります。白内障手術で治るのは水晶体の白濁による視界不良だけです。その点以外ではこれまでと全く違う目になる事を留意しておきましょう。

手術で影響する症状

検眼へ行きましょう

少しでも変だと感じたら眼底検査へ行きましょう

そして、手術後、視野に黒い虫のようなものが飛んでいる事が気になったり、以前よりも黒いものが増えている事に気付く場合があります。以前では白内障により気付きにくかった飛蚊症が、手術の後にかえって気になるのです。これは、水晶体の濁りを綺麗に除去しても手術後、目の中に入る光の量が増えて、目の中の硝子体にある混濁が鮮明に網膜上に影として写しだされるようになった為です。これはほとんどの場合、病気でなく生理的な混濁が原因です。

 

時間が経つにつれてあまり感じなくなりますが、網膜剥離などの前兆として現れる事もありますので、眼底検査を受ける事をおすすめします。

 

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