【番外編】なぜ多くの人が緑内障に気づかず、治療を受けていないのでしょうか

なぜ多くの人が緑内障に気づかず、治療を受けていないのでしょうか

緑内障は、末期にならないと症状が出ないからです。

以前は眼圧で診断していたので、簡単に見つかりました。

眼圧が高くなると視神経の血流が阻害されるため、視神経がダメージを受けるとい多くの人が緑内障に気づかず、治療を受けていないのでしょうか

緑内障は、末期にならないと症状が出ないからです。

以前は眼圧で診断していたので、簡単に見つかりました。

眼圧が高くなると視神経の血流が阻害されるため、視神経がダメージを受けるといわれていたのです。

ところが、現在では、眼圧が高くなる人よりも正常眼圧の人の方が緑内障になることが多く(正常眼圧緑内障)眼圧は必ずしも関係ないといわれています。

眼圧の正常値は10から21ミリ(水銀柱値)ですが、その範囲に入っているにも関わらず緑内障が発症するのです。

こうしたことから、以前は見つからなかった緑内障が発見されるようになり、患者の総数も増えてきました。

日本緑内障学会の調査でも、全体の7割を占める開放隅角緑内障のほとんどが眼底21ミリ以内の正常眼圧だったと報告されています。

眼圧が高くなくても、なぜ視神経がおかされて緑内障になるのか、原因はまだはっきり解明されていません。

しかし、危険因子としては①家族歴、②強度近視、③遠視、④偽落屑(水晶体前面、隅角、瞳孔領などに付着する白色物質)⑤視神経乳頭部の蒼白⑥視神経乳頭部の左右差が大きい、⑦眼圧22ミリ以上、⑧眼圧の左右差5ミリ以上、⑨血行障害、⑩ステロイド使用歴が長い、⑪糖尿病など関連する病気、などがあげられます。

 

緑内障の検査はどんなことをするのですか

 

スリットランプは倒像鏡で眼底の検査をします。

スリットランプは、両方の目で見る検眼用の顕微鏡です。

目を拡大して詳しく見ることができるので、目を立体的に観察し、目の奥行きも測定します。

倒顕鏡検査は、検査員が一方の手に光源を持ち、もう片方の手に持った集光レンズを通じて患者さんの眼内に光を当てるものです。

拡大率は低いのですが、広い視野で網膜の隅々まで見ます。

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高血圧だと眼圧も高くなってしまいますか

 

高血圧と眼圧には直接の関係はありません。

血圧の血管の中を流れる血液の圧力のことで、血管が狭くなったり硬くなったりすると血圧が上がります。

一方、眼圧は眼球内の房水が流れにくくなったりたまったりすると上がります

眼圧は房水の量に影響されるので。高血圧だからといって眼圧があがるわけではありません。

緑内障で眼圧が高くなるのは、血液の流れが悪いからです。

眼圧が22~29ミリで高眼圧症になり、30ミリを超える場合もあるので、25ミリを超えると薬を使って様子をみます。

眼圧は正常でも5ミリぐらいは変動しますし、病気だと10ミリくらい変動します。

つまり、22ミリからは10を足すと30ミリを超えることになります。

25ミリだと5を足して30ミリを超えるのでこの場合は薬を使います。

高血圧は眼圧に影響しませんが、こうした正常眼圧の場合は、最小血圧が低い人のほうが進行しやすいようです。

最小血圧が40ミリで、眼圧は20ミリとすると、差が20ミリになってしまいます。差が25ミリ以下だと進みやすいという医師もいます。

血圧と眼圧の差がなくなってバランスを悪くし、血流も悪化させるのです。

 

 

まとめ

今回は緑内障についてお話しさせて頂きましたが、緑内障は自覚症状があらわれにくく

早期発見が難しい病気の一つであるといえます。

また、現在では、眼圧が正常な数値でも、緑内障にかかっている人も多くみられ

眼底21ミリ以下の正常な数値を示していたといわれております。

自覚症状がなくても、眼精疲労などのサインから緑内障に繋がる可能性がございます。

日頃より目の異常など意識的になっていくことも大事かもしれませんね。

 

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