水晶体の厚みを変える毛様体筋のピント調整力について

水晶体の厚みを変える毛様体筋のピント調整力について

 

■ピントを調節する毛様体筋。パソコンの普及で老化が加速

毛様体筋肉はものを見る時にピントを調整する働きをしています。

カメラでいうところのオートフォーカス。自動ピント合わせと考えるとわかりやすいでしょう。

レンズの役割をする水晶体は、毛様体から伸びている毛様体小帯という繊維によって支えられており、近くを見る時は毛様体筋が収縮して水晶体を厚くし、遠くを見る時は緩んで水晶体を薄くして
ピントを合わせます。視線の先が遠くと近くを素早く行き来しても、ぼやけないでよく見えるのは
毛様体筋がしなやかだからです。

ピントを合わせをする毛様体筋が衰えると、手元や遠くが見えづらくなります。

特に40代後半から始まるといわれている老眼は、新聞や文庫本、成分表示などの小さい文字がみえにくくなってきます。

ところが、最近は「老眼の年齢ではないのに老眼鏡が必要」「急に近眼になった」という声を多く聞きます。

これはパソコンが一気に普及して、近くばかり見つめる生活が多くなって毛様体筋の老化が加速したからだといえます。

今後、老眼は低年齢化する可能性があります。

 

 

番外編 緑内障について知りたいこと

 

そもそも緑内障の人はどれくらいいるのでしょうか

緑内障の年齢別の割合

40~49歳 2.30%
50~59歳 3.02%
60~69歳 7.89%
70歳以上 13.11%

これは、日本緑内障学会が1999年に行った大規模調査の結果です。

岐阜県多治見市の40歳以上の男女から無作為に抽出した3021人を対象に行われました。

これによると緑内障全体の有病率は5.78%になっています。

約17人に1人ですから、かなり多いいえます。この率にもとづくと、日本人全体で400万~500万人もの人が緑内障にかかっていることになります。

 

 

 まとめ

今回は毛様体筋、老眼についてと、番外編として緑内障についてご紹介させていただきました。

老眼や緑内障などの目の病気は高齢になるにつれてリスクも高まるものになるといえますが、

パソコンなどによる目の疲労についても目を休めるなどの対策も行いながら、日常生活にも注意し、大切な目の守るための知識、習慣を身につけていきましょう。 

 

 

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