涙が流れる仕組みとドライアイの関係について

涙が流れる仕組みとドライアイの関係について

涙の3つの役目は「保湿」「防御」「栄養補給」

涙は主涙腺と副涙腺から分泌されています。

私たちは1日に約2万回まばたきし、そのたびに副涙腺から涙が分泌されております。

これが「基礎分泌」で、つねに目のうるおいを保ちます。

また、悲しい時などに出る涙は主涙腺からも流れます。

涙は、油層、水層、ムチン層から成り、それぞれのバランスを保つことで涙液の量の安定性は保たれています。

そして、役割としては次の3つがあります。

 

①保湿

眼をうるおし、涙が潤滑剤となって眼球の表面をなめらかにします。

目が乾くと、目の表面の細胞に傷ができやすくなります。

 

 ②防御

酵素や免疫タンパク質を含む涙が眼球に付いた汚れや雑菌を洗い流します

 ③栄養補給

 

角膜には血管がありません。涙に含まれるナトリウムやカリウム、ビタミンA、ビタミンC、ブドウ糖が角膜に栄養供給します。

そして、ドライアイは、目の中で分泌される涙の成分の涙液と、粘膜が上手く作用しない状態のことで、主に2つのタイプがあります。

一つは加齢や病気によって涙液が減少する「涙液減少型」

治療には薬物投与や上図の「涙点」を閉じる手術などがあります。

もう1つは、涙は出ているのに蒸発しやすい「蒸発亢進型」です。こちらは点眼薬で治ります。

ドライアイになる原因は、一般的に加齢や病気、日頃からパソコンやスマートフォン、エアコン、コンタクトレンズを長時間使用することなどが挙げられます。

情報化社会の現代では、ドライアイはもはや現代病の1つなのです。

 

 

 ドライアイの主な症状

目が腫れぼったい・・・代謝が下がり、体内に余分な水分が残ることが原因として多いようです。

冷房や暖房などで目が乾く・・・エアコンは室内を乾燥させてしまう為、目も乾きやすくなります

肩こりや頭痛がする・・・目から脳への情報が伝達されるときの情報処理に負担がかかりすぎたり、

運動不足で首や頭の筋肉が収縮して血行不良を起こすなどが原因で起こります。

目が充血する・・・テレビやパソコンを長時間見続けると、目の血管が膨張して充血します

光がまぶしく見える・・・光が目に入ってきたときに光が角膜で乱反射してまぶしく感じます

 

 働く人の3人に1人はドライアイ

日本眼科学会のウェブサイトで公開されている情報によると、ドライアイの人の数は800万~2200万人です。

企業などに勤める社会人で見ると3割の人がドライアイにかかっているとされ、その人口も毎年増えています。

ドライアイは目が乾くだけでなく、泣きたくても涙が出なかったり、逆に涙が止まらなくなるケースもあります。

また、光がまぶしくなる、肩こりや頭痛、目がはれぼったい、目がかすむ、目が充血する、目の奥が熱っぽいなどその症状は様々です。

しかし、ドライアイの症状は他にも似た症状があるので、自覚症状では判断が難しいものです。

例えば、白内障の症状ですと、「まぶしさ」を感じるなどが類似した症状があげられます。

気になる方は一度、検査してみてはいかかでしょうか。

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